歴史館の紹介

ヒウム日本軍「慰安婦」歴史館

「ヒウム(HEEUM)日本軍慰安婦歴史館」は、日本軍「慰安婦」被害者が受けた苦痛の歴史を忘れずに記憶し、日本軍「慰安婦」問題を解決するために活動する空間です。さらに、問題解決を通じて平和と女性の人権が尊重される社会を作るために努力する「実践する歴史館」です。

1997年に発足した「ハルモニと共にする市民の会」は、これまでの活動を基に2009年平和と人権のための〈日本軍「慰安婦」歴史館建立推進委員会〉を結成しました。

2010年、故金順岳(キム·スンアク)さんが「私が死んでも私を忘れないで」という遺言と共に5千万ウォンを寄託し、他のおばあさんたちも志を共にしてくださったので、歴史館建立のためのシード基金を設けることができました。

「市民の集まり」は歴史館建立基金を設けるため、様々な方式の全国民的募金キャンペーンを持続的に展開し、多くの市民が思いを寄せてくださいました。地域の芸術家や様々な分野の専門家の方からも才能寄付という形でご参加いただきました。

2012年に立ち上げた市民の集まりのブランド「ヒウム(HEEUM)」(希望を集めて花を咲かせる)を通じても多くの方々が歴史館の建設に参加してくださいました。特に、多くの青少年がヒウム製品の共同購入に参加し収益を渡してくださっただけでなく、さらに問題解決のためのキャンペーンにも積極的にご参加いただきました。

このように市民の集まりの努力と様々な方々からのご協力により歴史館の建設が進められ、女性家族部、大邱広域市、大邱広域市中区からもご支援いただいて2015年12月5日、ヒウム(HEEUM)日本軍「慰安婦」歴史館がオープンすることになりました。